群馬と新潟でクマ「緊急猟銃」

クマ

 群馬県昭和村と新潟県魚沼市は21日までに、住宅地の近くなどにクマが出没して危険性が高いことから、自治体の判断で銃猟を可能とする「緊急銃猟」を実施し、駆除したと明らかにした。環境省によると、緊急銃猟による駆除は、15日の仙台市が全国で初めての事例となり、昭和村が2例目。新潟県によると、魚沼市は3例目としている。

 昭和村によると、17日午後1時ごろ、同村川額の畑で、イノシシの捕獲用のおりにクマ1頭が入っているのを住民が目撃。危害を加える可能性があったことから、地元猟友会が駆除した。

 魚沼市では21日午前9時15分ごろ、住民が自宅近くの林にいるクマ1頭を目撃。周囲の安全を確保した上で、猟友会のハンターが駆除した。

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