個人タクシー開業受付、年3回に

 国土交通省は2026年度、個人タクシーを開業するための新規許可申請を受け付ける回数を年1回から3回に増やす。深刻化しつつある運転手不足の解消につなげるのが目的。25年末までに関連通達を改正する。

 個人タクシーの運転手になるには、タクシー会社で一定のドライバー経験を経た上で、各地方運輸局で行う法令試験に合格しなければならないといった要件がある。現行では要件を満たしても、申請を受け付けるのは9月だけで、1年近く待たなければいけないケースがある。

 26年度からは1月、5月、9月の年3回とする方針だ。担当者は「運転手になりやすい環境を整える」と説明している。

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