高齢女性刺殺で鑑定留置

桑野浩太容疑者=1日

 東京都町田市のマンションで住人の高齢女性が刺殺された事件で、東京地検立川支部は15日、殺人などの疑いで送検された同市の自称派遣社員桑野浩太容疑者(40)の鑑定留置を始めた。期間は3カ月で、刑事責任能力の有無を調べる。捜査関係者などへの取材で分かった。

 事件は9月30日夜発生。秋江千津子さん(76)がマンションの外階段で腹部などを10カ所以上刺されて死亡し、警視庁町田署は殺人未遂容疑で桑野容疑者を現行犯逮捕した。

 署によると、2人に面識はないとみられる。容疑者は「今の生活が嫌になった。誰でもいいから殺そうと思った」と供述している。

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