平和賞漏えい疑惑で調査へ

 【オスロ共同】ノルウェーのノーベル賞委員会の補佐機関であるノーベル研究所は10日、今年のノーベル平和賞の受賞者が事前に外部に漏れていた疑惑について調査すると明らかにした。地元メディアが報じた。受賞者は選考するノーベル賞委員会の委員ら限られた人しか把握しておらず、波紋を広げそうだ。

 ノーベル研究所のハルプビケン所長は「漏えいがあったと断言するのは時期尚早だ」としつつ、原因究明を行うと表明した。サイバー攻撃などによって流出した可能性も視野に入れるという。

 地元メディアによると、ベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏への授与発表前に、賭けサイトの一つで有力候補として急浮上した。

最新記事
米、対中国100%追加関税
北朝鮮、新型ICBMを公開
米中首脳会談取りやめ警告
米の爆薬工場で爆発、死者複数
自民「協力区」、出馬か協議