米・ベネズエラの対立議論

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は10日、トランプ米政権による「麻薬運搬船」攻撃を巡る米国とベネズエラの対立を協議する緊急会合を開いた。開催を要請したベネズエラ代表は攻撃について「マドゥロ政権を打倒しようとする試み」の一環だと批判。米国代表はマドゥロ大統領が麻薬密輸に関与する「犯罪者」だと強調した。

 ロシアや中国はベネズエラを擁護。ロシアは「麻薬運搬船」とする米国の主張に根拠がないと指摘し、中国は米国の攻撃が地域の平和と安全を脅かしていると非難した。

 英国はマドゥロ氏が勝利したとする昨年の大統領選を疑問視し、マドゥロ政権に正統性はないとした。

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