大阪・関西万博は11日、閉幕前最後の週末を迎えた。会期終盤は1日当たり20万人以上が訪れ、会場内は連日超満員。184日間の会期は、13日の閉幕に向けてカウントダウンに入る。参加国・地域が日替わりで伝統芸能などを披露する「ナショナルデー」は、11日のカリブ海の島国ハイチが最終回。
11日は早朝から、入場を待つ人でゲート前に長蛇の列ができた。並んでいた和歌山県の会社員津守舞さん(44)は4回目の来場で「ラスト万博を存分に楽しみたい」と話した。午前9時前に開門すると、来場者は猛ダッシュでお目当てのパビリオンなどに向かった。
11~13日は来場の予約枠が埋まっており、大混雑が予想される。