ロシア軍、東部で1万人超死傷

6日、ウクライナ・キーウでの記者会見で話すゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は8日の動画声明で、東部ドネツク州の要衝ポクロウシクと激戦地ドブロピリャでロシア軍が8月下旬以降に約1万2千人の死傷者を出したと主張した。ロシアは年内にドネツク州の完全制圧を目指していたが、ウクライナ軍の反転攻勢で押し戻されている。

 ゼレンスキー氏はまた、ロシア国内のエネルギー施設に対する無人機攻撃により、ロシアはガソリン供給の最大2割を失ったと強調。非常用のディーゼル燃料の備蓄を使い始めていると述べた。

 ウクライナメディアによると、ロシアが実効支配するウクライナ南部クリミア半島や、ロシア極東など各地でガソリン不足が深刻化しているという。

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