タジク、ロシア大統領拘束せず

8日、タジキスタンの首都ドゥシャンベの空港でロシアのプーチン大統領(右)を出迎えたラフモン大統領(タス=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は8日、中央アジアの友好国タジキスタンを訪問した。タジクは、ウクライナ侵攻に絡みプーチン氏に逮捕状を発付している国際刑事裁判所(ICC)の加盟国だが、ラフモン大統領がプーチン氏を空港で出迎え国賓として歓待し、拘束義務を果たさない姿勢を明確にした。

 プーチン氏は昨年9月にもICC加盟国で友好国のモンゴルを訪問。戦争犯罪容疑で逮捕状が出た2023年3月以降で初のICC加盟国訪問だったが、モンゴルは拘束しなかった。ロシアはICC非加盟で、プーチン氏はその逮捕状が友好国には無益であることを改めてアピールした。

最新記事
東京・八丈町に大雨特別警報
ガザ和平計画「第1段階」合意
台風情報=気象庁(位置)
国連総長、ガザ合意歓迎
為替相場 9日(日本時間10時30分)