千本超が運休、約65万人に影響

東急田園都市線の梶が谷駅付近で行われた、衝突した車両の調査=6日午前11時54分、川崎市高津区

 川崎市高津区の東急田園都市線梶が谷駅で5日午後11時5分ごろ、中央林間発渋谷行きの普通列車が、引き込み線で停車中の回送列車(いずれも10両編成)に衝突し脱線させる事故があり、田園都市線は6日始発から渋谷―鷺沼間で上下線とも運転を見合わせた。東急電鉄は7日午前0時ごろ、運休区間での運転を再開した。運転見合わせは長時間に及び、多くの通勤・通学客らが足止めされた。

 東急電鉄は、列車の衝突脱線事故によって5日と6日に計1107本が運休し、約65万2100人に影響したと明らかにした。

 乗客149人にけがはなかった。回送列車の運転士は見習いだった。

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