クマ被害、不明女性を捜索

クマ

 宮城県栗原市の山中でキノコ採り中のグループがクマとみられる被害に遭い1人が死亡した事故で、県警は発生から3日目となる5日も、行方不明になった70代女性を捜索した。

 4日は市が現場周辺の林道にわなを設置。付近を警察官が巡回し、上空からもヘリコプターで女性を捜したが見つからず、夕方でいったん切り上げていた。

 県警などによると、県内に住む70代の男女4人が3日午前9時ごろ山に入り、その後、2人ずつに分かれて行動した。取材に応じた男性によると、昼過ぎに山を下りると同市の自営業志水春江さん(75)が血を流して倒れており、もう1人がいなくなっていた。志水さんの死因は失血死だった。

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