みずほ住宅ローン引き上げ

 みずほ銀行は30日、契約者の多くが選ぶ変動型の住宅ローン金利を10月から0・25%引き上げると発表した。新規契約者に適用する最優遇金利は0・775%となり、インターネット、店頭とも2015年12月以来の高水準。三菱UFJ銀行など他の国内大手4行は据え置いた。

 みずほ銀の引き上げは25年4月以来。日銀が1月に決めた利上げを反映し「総合的に判断し、見直した」と説明した。

 最優遇の変動金利は三菱UFJ銀が0・595%。りそな銀行は0・640%、三井住友信託銀行は0・730%、三井住友銀行は0・925%と設定した。

 10年固定の最優遇金利は国債市場で長期金利が上昇したことなどを踏まえ、5行が0・090~0・150%引き上げた。三菱UFJ銀は2・040%、みずほ銀は2・100%、三井住友銀が2・200%、三井住友信託銀が2・285%、りそな銀が2・485%と決めた。

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