日本維新の会は３０日午前、「副首都」構想を巡るプロジェクトチーム会合を大阪市で開き、実現に向けた法案の骨子をまとめた。自民、公明両党連立政権への参加是非を判断するに当たり、吉村洋文代表は副首都実現を「絶対条件」と位置付ける。斎藤アレックス政調会長は記者団に、与野党協議を踏まえ来年の通常国会での提出、成立を目指す意向を表明した。
自民総裁選候補には副首都に前向きな発言もあり、骨格を取りまとめて交渉に備えたい考えだ。吉村氏は会合後、記者団に「新総裁が決まれば、ぶつけていく中心的な要素になる」と強調した。