1票格差、仙台は11月7日判決

仙台高裁

 「1票の格差」を是正せずに実施した7月の参院選は憲法違反だとして、秋田を除く東北5県の有権者が選挙無効を求めた訴訟の第1回口頭弁論が29日、仙台高裁(石垣陽介裁判長)で開かれ、即日結審した。判決は11月7日。

 弁護士グループが全国の14高裁・高裁支部に一斉提訴した訴訟の一つ。参院選当日の有権者に基づく最大格差は3・13倍で、最高裁が「合憲」と判断した2022年参院選の3・03倍からやや拡大した。

 投開票当日の議員1人当たりの有権者数は最少の福井と比べ、青森1・67倍、岩手1・61倍、宮城3・08倍、山形1・40倍、福島2・45倍だった。

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