関電、石油火力の一部を廃止

 関西電力は26日、石油火力の御坊発電所1、2号機(和歌山県御坊市)を廃止すると発表した。設備不具合で2019年4月から休止していた2号機は10月末、1号機は26年6月末を予定。低稼働の電源廃止で経費削減につなげる。

 1、2号機の最大出力は合計120万キロワット。いずれも1984年から運転しており、老朽化も進んでいた。

 関電の2024年度の電源構成は原子力が48%を占め、石油火力はほとんどなく、残るのは御坊発電所3号機(最大出力60万キロワット)のみとなる。廃止も含めて今後検討する見通しだ。

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