佐賀県議団が科捜研を視察

佐賀県警科捜研で職員(右端)から説明を受ける県議ら=26日午前、佐賀県警本部

 佐賀県警科学捜査研究所(科捜研)元職員のDNA型鑑定不正を巡り、佐賀県議会総務常任委員会の県議団が26日、科捜研を視察した。桑原恭子所長は「幹部職員の業務管理が不十分だった。責任を強く感じている。所長として深くおわび申し上げる」と県議らに陳謝した。議会は、どのような対応を取るか今後検討する。

 県議らは科捜研内の物理室や化学室を訪れ、職員から鑑定に関わる業務の流れについて説明を受けた。中村圭一県議は視察後、記者団の取材に「科捜研の業務について深く理解できた。一人の不祥事で信頼を失ったことは残念だ」と話した。

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