関西エアポートが25日発表した8月の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線旅客数は前年同月比18%増の254万人だった。国際線旅客便の発着回数は16%増の1万4900回で、いずれも単月として過去最高。大阪・関西万博の開催や円安を追い風に、訪日客需要が好調だった。
国際線を利用した外国人旅客数は中国人が伸びて19%増の188万人、日本人旅客数は18%増の65万人だった。国際線旅客便の発着回数は、中国や韓国方面がけん引した。国内線は4%減の61万人で、国際線と合わせた総旅客数は13%増の316万人だった。
大阪(伊丹)空港の旅客数は11%増の158万人。