宮崎・新富町、タブレット投票へ

電子投票で使用する予定のタブレット端末=22日午後、宮崎県新富町

 宮崎県新富町議会は22日、町長選と町議選でタブレット端末を使った電子投票を実施する条例を可決した。町長選と町議補欠選挙は2026年2月24日告示で、タブレット端末で投票が実施されれば、24年の大阪府四條畷市長選以来、全国で2例目となる。開票時間の短縮や無効票の発生防止が狙い。

 町議会は、タブレット端末57台を投票所に置くなどの費用約1150万円を含む補正予算も可決した。端末は総務省認定のシステムを備えた京セラ(京都市)製。画面上で候補者名に触れると投票でき、直後に二重投票を防ぐために画面が固定される。開票は20~30分で終わり、必要な職員数も半分以下に減らせるという。

最新記事
為替相場 22日(日本時間21時)
受験生死亡、遺族が控訴申し入れ
中国、最新鋭空母の発着訓練報道
茨城の突風、風速30メートルか
法制審、再審の手続き規定を協議