車浸水被害、所有者が現場を確認

 三重県四日市市の地下駐車場で記録的大雨により車274台が浸水した問題で、車の所有者らが22日、現場で被害状況を確認し、車内に残る荷物などを取り出した。12日の大雨以来、所有者が場内に入るのは初めて。市や管理会社によると、車両搬出のめどは立っておらず、21日時点で20台の所有者を特定できていないという。

 所有者らは保険会社への説明などのため車を写真撮影したり、ゴルフバッグや車検証を運び出したりしていた。

 四日市市の会社員松原正樹さん(56)によると、地下1階に止めていた2月に買ったばかりの車が座面付近まで浸水。バッテリーなどが使えなくなっており、廃車にせざるを得ないという。

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