足元から照らす交通安全の灯―。大阪府守口市の横断歩道で全国でも珍しい信号機が導入された。「埋込型信号」と呼ばれ、地面に埋め込まれたLEDがオレンジ色に光って歩行者に注意を促す。韓国などでは設置が進んでおり、開発した会社は他の自治体での設置も検討している。
「埋込型信号」が設置された守口市の横断歩道。道路は片側1車線で、頻繁に車が行き交う。道路を照らすのは、横断歩道近くに立てられた4本のポールや、横断歩道の手前や両脇に埋め込まれたLED。開発、提供をしている「アトラス埋込型信号機」によると、目線が下がりやすい高齢者や子どもへの注意喚起が期待できる。
守口市によると、横断歩道を巡っては「子どもの利用が多く、危険なので信号を設置して」との要望が寄せられていた。しかし、既存の信号機と十分な間隔がとれず、設置できなかった。そこで同社が市に「埋込型信号」を提案し、今年6月に導入された。
同社は守口市以外でも、複数の自治体と設置に向けて協議を進めている。