静岡県伊東市議会は29日、田久保真紀市長の学歴詐称問題を調査する特別委員会(百条委員会)を開き、田久保氏が百条委で虚偽証言をしたり、7月の証人尋問出席を拒否したりしたことに正当な理由がないとして地方自治法違反容疑で刑事告発することを決めた。30日の議会運営委員会で田久保氏に対する不信任決議案の取り扱いを協議。来月1日開会の9月議会に提出されれば可決される見通しだ。
田久保氏は、8月13日の尋問に出席した際、東洋大を除籍となった事実を把握したのが今年6月28日だったと説明。中島弘道議長らに見せた「卒業証書」とされる書類に関して「チラ見せした事実はない。約19・2秒ほど見ていただいたと記憶している」と述べた。
これに対し、百条委は大学に照会した文書から、卒業と勘違いしていたとの田久保氏の主張は「到底成立し得ない」と断定。議長らが田久保氏と面会した際の音声データを踏まえ「卒業証書」に関する証言も虚偽とした。「卒業証書」提出を拒み続けたことなども調査妨害に当たるとした。