国内最大級の玩具見本市「東京おもちゃショー2025」が28日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。親世代が懐かしさを感じながら、子どもと技術の進歩を体感できる製品が勢ぞろい。写真のアレンジや印刷が可能なデジタルカメラおもちゃや、携帯液晶ペットゲーム「たまごっち」の最新版が注目を集めそうだ。
主に中学生までの間で流行しているデジカメのおもちゃは、タカラトミーが「ファンショット」をお披露目。サンリオのキャラクターのフレームやスタンプで装飾するとシール作製機風の写真も作成できる。
バンダイの「たまごっちパラダイス」は、1996年の発売商品の新シリーズとなる。世話する場面を変えられるズームダイヤル機能を搭載。育てる環境や食事など世話の仕方により5万種類以上のキャラクターと出会えるのが特徴だ。
会期は4日間で、一般公開は30~31日。国内外211社が参加し、約3万5千点が並ぶ。高校生以上の入場料は2千円。