米大統領にカンボジアこび

トランプ米大統領の写真を掲げ行進する僧侶=10日、カンボジア・プノンペン(ロイター=共同)

 【プノンペン共同】カンボジアとタイの停戦が発効して29日で1カ月になる。軍事衝突を仲介して停戦を実現したとしてカンボジアのフン・マネット首相はノーベル平和賞にトランプ米大統領を推薦したと発表、国を挙げて持ち上げている。受賞を望むトランプ氏にこびることでタイより有利な立場を得る狙いだ。

 公開した推薦状は「革新的な外交で紛争を解決し大規模な人的被害を防いだ」と高く評価。地元メディアによると10日、2千人を超える僧侶がプノンペンを行進し「ありがとう。トランプ大統領」と記した写真を掲げた。

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