沢井製薬が減酒補助アプリ発売

沢井製薬が発売する減酒治療を補助するスマートフォン用アプリのイメージ

 ジェネリック医薬品(後発薬)大手の沢井製薬は27日、国内初の減酒治療を補助するスマートフォン用アプリを9月1日に発売すると発表した。アルコール依存症患者向けに医師が処方する医療機器扱いで、日常的に飲酒量の低減を支援するのが特長。断酒が必要となる重症化前の早期治療の普及につなげる。

 アプリは東京のベンチャー企業キュア・アップが開発した「HAUDY(ハウディ)」。公的医療保険の適用対象で、3割負担の場合1カ月当たり3千円前後で利用できる。

 アプリでは、患者は日々の飲酒量を記録し、心身状態を振り返ることができる。多量飲酒の原因となるストレスへの対処方法も学べる。

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