初霜、初氷の観測終了

気象庁=東京・虎ノ門

 気象庁は27日、今年の冬シーズンから、初めて霜が降りた「初霜」と、初めて氷が張った「初氷」の発表をやめると発表した。季節の移り変わりを伝えるために、気象台など限られた地点で職員が目視で確認していたが、観測技術の発達で、全国を網羅して気温などの推計を高精度で出せるようになったため。初雪や、山の初冠雪の発表は続ける。

 気象庁によると、初霜や初氷の観測は、早い所では1800年代後半から始まり、1952年から全国で手法を統一して実施するようになった。

最新記事
NY株続伸、147ドル高
ガザ市の飢饉「止めろ」
為替相場 28日(日本時間5時)
紫外線消毒に期待、新装置
投票状況、メールで報告