大阪・関西万博で27日、石川県の多彩な文化を発信するイベント「石川の日」が始まった。初日は県内の祭りを披露し会場を盛り上げたほか、昨年の能登半島地震や記録的豪雨の被害状況や復興の歩み、支援の様子などを収めた写真展を行った。イベントは31日まで。
会場の屋外アリーナでは、地震で大きな被害が出た珠洲市の「飯田燈籠山祭り」を披露。高さ約16メートルの山車がかけ声とともに動き出すと、来場者は迫力に魅了されたように見守った。
七尾市の「お熊甲祭」など他の能登半島の祭りも披露された。
別の屋内展示施設では、地酒セミナーや和菓子作り体験も行われ、来場者が舌鼓を打った。