【北京共同】北朝鮮メディアは26日、朝鮮人民軍のキム・ヨンボク第1副総参謀長が18~28日の米韓軍事演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」を批判し「明白な戦争の意思を示すものだ」とする談話を出したと報じた。金正恩朝鮮労働党総書記も同様の発言をしており、北朝鮮側は反発を強めている。
談話は、演習には北朝鮮への「核先制攻撃」に関する内容も含まれているとし、「防衛的」な演習だとする米韓の説明は詭弁だと主張した。
キム・ヨンボク氏はウクライナに侵攻するロシアへの派兵支援で、部隊の司令官を務めている。