災害に備える防災グッズについて、必要な品目や数量を確認して準備している家庭が約20%にとどまることが25日、損害保険ジャパンが実施した意識調査で分かった。必要な品は家族の年代や人数などで異なり、子どもや高齢者がいればミルクや持病の薬なども必要だが、同社の担当者は、確認不足だと「被災時に不足する恐れがある」と指摘。準備の質を上げることが重要だとしている。
9月1日の防災の日を前に、全国の男女約千人を対象に7月18日から1週間インターネットで調査した。昨年1月の能登半島地震で被災した新潟、富山、石川、福井の4県は対象外とした。