【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州新車ディーラー協会は22日、電気自動車(EV)の販売を巡り州法違反があるとして、ソニーグループとホンダの共同出資会社のソニー・ホンダモビリティや、ホンダ米国法人を相手取り、州の裁判所に提訴したと発表した。ウェブサイトを使ったディーラーを介さない直接販売を差し止めることなどを求めている。
協会や訴状によると、州法は、自動車メーカーが自社ブランドを利用してフランチャイズの系列ディーラーと競合することを禁じている。ソニー・ホンダなどが、自社のウェブサイトを通じてEV「アフィーラ」の販売に関する保証金を受け取っているとして、州法違反を訴えている。