【ワシントン共同】バンス米副大統領は20日、首都ワシントンのユニオン駅を視察し、治安対策強化の一環として派遣された州兵をねぎらった。州兵投入に反対する市民らが激しくブーイングし「首都を解放しろ」と叫ぶ場面もあった。
ワシントン・ポスト紙によると、バンス氏は反対派の市民らを「頭のおかしなリベラル」と切り捨てた。同行したミラー大統領次席補佐官は、証拠を示さずに市民らをワシントンに何の関係もない共産主義者だと罵倒した。
トランプ大統領は犯罪対策を名目に、首都警察を連邦政府の指揮下に置くと宣言し、ワシントンの州兵約800人も投入した。