政府はインドのモディ首相来日に合わせ、インドへの民間投資を今後10年間で10兆円規模とする目標を設定する方向で調整に入った。石破茂首相が今月下旬、モディ氏と首脳会談する際に確認し、成果文書に新たな目標を盛り込む方向だ。日本政府関係者が21日、明らかにした。
インドへの投資を巡っては、2022年3月にインドを訪問した当時の岸田文雄首相が「5年間で5兆円規模」の目標を打ち出していた。政府は今回、目標を更新することで民間企業による対インド投資を促進したい考えだ。
モディ氏は29~31日の日程で来日する予定だ。