米財務長官も利下げ圧力

ベセント米財務長官=6月、ワシントン(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】ベセント米財務長官は13日放送の米ブルームバーグ通信のインタビューで、連邦準備制度理事会(FRB)が設定する政策金利に関し「どのモデルを見ても、おそらく1・5~1・75%低い水準にあるべきだ」と語った。繰り返し利下げを要求するトランプ大統領に続き、ベセント氏もFRBへの圧力を強めた。

 FRBは現在、主要政策金利を4・25~4・5%にしている。ベセント氏は、この水準では過度な金融引き締めに当たると指摘し、次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で「0・5%の利下げが行われ、利下げ局面に入る可能性がある」と主張した。

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