米英戦闘機、海自護衛艦に着艦

海上自衛隊の護衛艦「かが」に着艦した英軍のF35B(海上自衛隊のXから)

 海上自衛隊は12日、西太平洋で実施している多国間訓練で、米国、英国両軍の最新鋭ステルス戦闘機F35Bが護衛艦「かが」に着艦したと明らかにした。防衛交流の一環として実施されたといい、海自は機数など詳細を明らかにしていない。

 かがと、同型の護衛艦「いずも」は事実上の空母化に向け、艦首部を台形から四角形に変更し、甲板の一部を耐熱化するなどの改修が進められている。

 F35Bは短距離離陸、垂直着陸が可能で、航空自衛隊が今月、新田原基地に配備を開始。かがなどへの艦載に向け、米英の運用を参考にする。

 英軍機は空母「プリンス・オブ・ウェールズ」の艦載機。同空母は12日に米軍横須賀基地に入る。

最新記事
サイバー捜査技術、学生が競う
中国当局、米AI半導体に不使用勧告と報道
御巣鷹の麓で空の安全願う
為替相場 12日(日本時間20時)
能登地震の死者653人に、石川