連休明け12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台前半で取引された。
午前10時現在は前週末比1円09銭円安ドル高の1ドル=148円40~41銭。ユーロは61銭円安ユーロ高の1ユーロ=172円37~39銭。
12日夜に発表される米国の物価指標で、米関税政策の影響による物価上昇が確認できるとの見方から、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。
日経平均株価が史上最高値を更新したことで、市場では「投資家のリスク回避姿勢が弱まり、相対的に安全資産とされる円が売られた面もあった」(外為ブローカー)との声が出た。