【キーウ、ニューデリー共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、インドのモディ首相と電話会談し、対ロシア制裁について意見交換した。インドがロシア産原油の購入を通じてロシアの戦時経済を下支えしている中、ゼレンスキー氏は「ロシアの原油輸出を制限することで、戦争継続に必要な資金力に打撃を与えることができる」と強調した。
9月の国連総会に合わせて対面会談し、相互訪問の準備を進めることも申し合わせたという。
モディ氏は11日、ロシアによるウクライナ侵攻について「早期かつ平和的解決の必要性に関する一貫した立場を伝えた」とXに投稿した。