九州、大雨で2人心肺停止

気象庁

 低気圧や停滞する前線の影響で九州を中心に11日も大雨が続いた。気象庁は未明から朝にかけて熊本県の玉名市、長洲町、八代市、宇城市、氷川町、上天草市、天草市に大雨特別警報を発表。午後に大雨警報に切り替えた。県警や地元消防などによると、男女2人が心肺停止状態で見つかり、そのほかにも複数人が行方不明との情報がある。

 熊本県甲佐町では11日午前、避難中の車が土砂崩れに巻き込まれたと119番があった。中の子ども2人と母親が救助され意識はあるが、車外にいた父親が行方不明となった。午後に現場近くで男性が心肺停止状態で見つかり、県警などが身元の確認を進めている。

 八代市では11日午後「車1台が用水路に転落している」と119番があり、車内から高齢とみられる女性が心肺停止状態で見つかり、病院に搬送された。玉名市の境川では人が流されたとの、熊本市では2人が行方不明との情報がある。

 福岡県福津市で10日午後、市内の川に60代の男女2人が流されたと119番があったことが判明。川は当時、氾濫していたといい、捜索が続いている。

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