JR西、存廃協議目安は27区間

 JR西日本は6日、2024年度の区間別の1キロ当たり1日平均乗客数(輸送密度)を公表した。国とJR、自治体がローカル線の存廃を議論する「再構築協議会」の設置目安となる千人未満には、芸備線や大糸線、木次線など15路線27区間が該当した。

 輸送密度が低かったのは広島県庄原市の芸備線東城―備後落合間の19人、木次線出雲横田(島根県奥出雲町)―備後落合間の23人、因美線東津山(岡山県津山市)―智頭(鳥取県智頭町)間の137人など。

 24年に全国で初めて再構築協議会が設置された芸備線の対象区間は、23年度に続きいずれも100人未満だった。

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