硫化水素中毒と窒息が死因か

埼玉県警察本部

 埼玉県行田市でマンホールに男性作業員4人が転落し死亡した事故で、県警は4日、司法解剖の結果、死因は硫化水素中毒や、吐いた物による窒息の可能性が高いと明らかにした。4人とも頭部などに擦り傷や打撲があった。県警は安全管理に問題がなかったかどうかを調べ、事件と事故の両面で捜査する。

 県警によると、亡くなったのはいずれもさいたま市の下水道調査会社「三栄管理興業」(さいたま市)の50代男性社員。1人目がマンホール内のはしごを下りている途中で意識を失い、落下した後、救助しようとした3人も転落したとみられる。

 事故は2日午前に発生した。

最新記事
ガザ、地元の報道陣も飢えで限界
比、インドと南シナ海で初演習
広島平和式典、ベラルーシ4年ぶり出席へ
下水道作業で安全確保要請
為替相場 4日(日本時間16時)