観光庁が31日発表した6月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテル・旅館に泊まった日本人と外国人は、前年同月比2・8%減の延べ4921万人だった。減少は今年3月以来。外国人は1・3%減の1324万人、日本人は3・4%減の3597万人だった。
統計調査はホテルや旅館が対象で、一部の民泊は含まれない。訪日外国人で増えている民泊利用が反映されなかったことも要因とみられる。外国人の減少は2022年7月以来。日本で大災害が起こるとのうわさが広まった香港からの宿泊者が大幅に減ったことも影響した。