日米両政府が有事の際に米軍が核兵器を使用するシナリオを議論していたことを受け、被爆者や市民団体でつくる一般社団法人「核兵器をなくす日本キャンペーン」は28日、オンラインで緊急記者会見を開き、日米両政府に強く抗議した。
キャンペーンの代表理事で、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中熙巳代表委員(93)は唯一の戦争被爆国の日本が核使用に関わることは絶対に許せないと強調。「憤慨に堪えず、国民は反対していかないといけない」と語った。