日本に「特別な責任」

日本外国特派員協会で記者会見するノーベル賞委員会のフリードネス委員長=28日午後、東京都千代田区

 ノルウェー・ノーベル賞委員会のフリードネス委員長が28日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。被爆国・日本の政府には「(核兵器を使ってはならないという)『核のタブー』を強化し、被爆者の体験を次の世代に伝える特別な責任がある」と述べた。

 同時に、現代の核兵器は広島と長崎に投下されたものよりもはるかに強力で、使用された場合の影響は世界各地に広がると指摘し「この責任を一国だけに負わせることはできない。世界全体の責任とする必要がある」とも強調した。(共同)

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