輪島の被災航路30日再開へ

 石川県輪島市は28日、昨年元日の能登半島地震で被災した同市沖合の離島・舳倉島と輪島港との間の旅客船の運航を30日から再開すると発表した。約1年7カ月ぶりとなる。当面は週1日往復し、島民と復興作業関係者のみが乗船できる。

 島は輪島港の北約50キロ沖に位置し、海女漁の拠点だった。島民約50人は地震以降、島で生活できておらず、運航の再開は海女漁復興の後押しとなる。

 運航会社「へぐら航路」はこれまで、再開に向けて輪島港や舳倉島での接岸テストを実施。島南部の岸壁に損傷はなく、地震前と同様に離着岸が可能だとしていた。

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