2016年に入所者ら45人が殺傷された相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」では、26日午後も当時の入所者や関係者らが花を手向けた。近くの公民館では「犠牲者をしのぶ会」が開かれ、主催した市民団体「共に生きる社会を考える会」の太田顕共同代表(82)は「忘れさせてはいけない。二度と起こさないため、今後も振り返りたい」と話した。
園の献花台には多くの花や折り鶴などが並んだ。しのぶ会には、地域住民や福祉従事者など70人以上が参加した。事件前から園で働いている主任支援員の小林智さん(48)が講演した。