【台北共同】対中融和路線の台湾最大野党、国民党の立法委員(国会議員)の解職請求(リコール)の是非を問う投票が、台湾各地の選挙区で26日始まった。即日開票される。立法院(国会)で野党が過半数を占めるねじれを解消しようと国民党に批判的な市民団体が主導。第1弾の26日は24人が対象で、8月23日には7人対象の第2弾の投票がある。
与党、民主進歩党(民進党)は、リコールが成立した選挙区で実施される補選で6議席以上を獲得すれば過半数となる。第1弾の結果でねじれ解消に向けた勢いがつくかどうかが焦点。中台関係や頼清徳政権の運営にも影響しそうだ。