国民民主の初当選都議に異議

 6月の東京都議選で初当選した国民民主党の福井悠太氏(38)について、公選法が定める居住要件を満たしていなかった疑いがあるとして、都選挙管理委員会に異議申し出があったことが23日、関係者への取材で分かった。福井氏は取材に「居住の実態はあり、申し出は事実無根だ。電気などの公共サービスを利用しており、証明できる」と話した。

 都議選は6月13日告示、同22日投開票の日程で実施された。公選法の規定によると、都議選に立候補するには都内に3カ月以上、居住している必要がある。

 福井氏は愛知県岡崎市出身で、羽島青年会議所(岐阜県羽島市)の理事長を務めている。都議選大田区選挙区(定数7)に立候補し、トップ当選した。取材に「3月の頭に都内に引っ越し、毎日寝泊まりしている。近所の店で日用品を買った際の履歴もある」と述べた。

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