水戸の百貨店元社長が詐欺否認

水戸地裁

 国の新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金計約6億7千万円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた水戸京成百貨店(水戸市)の元社長斎藤貢被告(67)は23日、水戸地裁(家入美香裁判長)の初公判で「絶対に不正をしていない」と起訴内容を否認した。

 起訴状によると、2020~21年、元総務部長(59)=詐欺罪で懲役3年確定=らと共謀し、百貨店従業員の休業日数を水増しした虚偽の申請書を茨城労働局へ提出して計約6億7千万円を詐取したとしている。

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