「差別的主張」に危機感

街頭演説する自民党総裁の石破首相=19日午前、仙台市

 石破茂首相(自民党総裁)が最後の訴えの場所に選んだのは、東京都大田区のJR蒲田駅前。演説を聴きに来た同区の保育士森みきさん(62)は障害のある子どもとも接する。一部の野党が掲げる「差別的な主張が通ってしまったら、社会から排除されてしまう人もいる」と危機感をあらわにした。

 公明党の斉藤鉄夫代表は千葉県船橋市のJR船橋駅前で演説。「大変厳しい選挙だ」と繰り返した。同市の女性(57)は「普段は公明党に投票しているが、今回は迷っている。自民党があまりにもひどく、応援することにつながるのは嫌だ」と打ち明けた。

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