野田氏、鶴保氏を重ねて批判

立憲民主党の野田佳彦代表

 立憲民主党の野田佳彦代表は11日、「運のいいことに能登で地震があった」と発言した自民党の鶴保庸介参院予算委員長を重ねて批判した。岐阜県大垣市で記者団に「珠洲という地名が出てこないような関心の低さだ。失言ではない。石破茂首相の責任が問われている」と語った。

 鶴保氏は8日の和歌山市での演説で「輪島だとか、たま、なんだっけ」と述べていた。野田氏は「被災地に失礼な発言をした閣僚たちは皆、事実上更迭されている。参院予算委員長もそういう重い役割だ」と指摘した。

 れいわ新選組の山本太郎代表は石川県輪島市で記者団に「鶴保氏自身の考え方というより、災害に対する自民党の考え方だ」と非難した。

最新記事
為替相場 25日(日本時間12時)
熊本で立民の市議選候補が詐偽投票疑い
警察官2人殉職「悲しみ癒えず」
石破首相の進退に関する発言はないと野田氏
東証、午前終値4万1570円