1票の格差3・13倍に拡大

第27回参院選が公示され、街頭演説に拍手する人たち。20日投開票に向けて選挙戦が始まった=3日午後、東京・新橋(画像の一部を加工しています)

 総務省は3日、参院選公示に合わせて2日現在の選挙人名簿登録者(有権者)数を発表した。国内外の有権者は1億424万5113人で、前回2022年参院選の公示日前日より約119万人減少した。共同通信社が選挙区間の「1票の格差」を試算した結果、最大格差は3・13倍となった。22年参院選の公示日前日は最大格差3・03倍で、やや拡大した。

 議員1人当たりの有権者数が最も多いのは東京都で97万477人、最も少ないのは福井県で31万481人だった。

 有権者数の内訳は、国内が1億414万4301人で、海外に住む日本人が登録する在外選挙人名簿登録者数は10万812人だった。

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