公明・斉藤氏「自公大きな岐路」

第92回自民党大会であいさつする公明党の斉藤代表=9日午前、東京都内

 公明党の斉藤鉄夫代表は9日の自民党大会で、自民派閥裏金事件を受けた衆院選での大敗を念頭に「本当に厳しい状況だ」と危機感を示し「自公とも大きな岐路に立っている。国民の信頼を取り戻す」と訴えた。

 「日本の政治を進めていくのは自公連立しかないと国民に理解してもらえるように力を合わせる」と強調。夏の参院選に向けた協力を宣言した。

 島根県・旧羽須美村(現邑南町)で村議だった父親が、竹下登元首相を熱烈に応援する自民党員だったと紹介。「私が公明党員になり、家庭内の与野党対立があった。1999年の自公政権成立で父が喜んだ」と語り、会場の笑いを誘った。

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