航空業界で深刻化するカスタマーハラスメント(カスハラ)を防止し労働環境を改善しようと、航空各社でつくる定期航空協会などが啓発ポスターを作成し、21日、羽田空港で報道陣にお披露目した。「みんなでつくる優しい空の旅」をキャッチフレーズとし、機内映像や空港の電子看板で表示。乗客と従業員が、お互いに尊重し合う関係の構築を目指す。
ポスターは2種類で、著しい迷惑行為には組織として毅然と対処することを明記。加盟各社の従業員からアイデアを募集し、ハートマークや手を取り合う人たちなどのデザインを採用した。